2011年 12月 16日
窪之庄南からの上がり道を走りながら、初めて風景に目をやった。
一年前の初レースの時はかなり緊張もしてたけど、鴻池競技場から出てランナーで埋めつくされている公道を見た時にすごく感動した。 5月の岐阜の時は、川沿いで見晴らしが良く、あちこち観ながら走っていた。 でも今回は、何回か試走もしてきた事もあるだろうけど、沿道の方々の応援への感謝が先だった。 笑って「ありがとうございます!」と応えていた。 応えずにはいられなかった。 ものすごく寒いのに、じっと立ちっぱなしで見ず知らずの私たちランナーに声を掛けてくださる。 小さい人からハイタッチをもらう。 そうやって走ってたら、風景に目をやる事を忘れてしまってたのだ。 見上げた空は薄いグレーで、所々明るくなってた。 「晴れ時々曇りの予報やったけど、曇り時々晴れやな」と脚を進ませる。 「そう言えば、まだ脚は全然大丈夫や。ここまで2回したストレッチのお陰かな」と安心する。 「でもここからの坂は要注意!頑張りすぎない事!歩くつもりで走る事!」と。 スライドを狭め、腕の力で登っていく。 ペースはゆっくりだか呼吸は苦しくない。 上りの途中、約18kmの曲がり角を過ぎ、脳へのごほうびブドウ糖タブレットを食べる。 まだまだやる気になっててもらわないと困るから。 これもまた美味しい! タブレットは5個か3個か迷った挙句(ポーチがいっぱいで)3個にしたんだけど、「5個にすれば良かったかも…」と過る。 「計算して摂らねば…。あと2個しかない…」 20km地点もほぼ予定のペースで通過。 あ、予定と言うか、最初のロスを取り戻せていた。 10km〜15kmまでの平坦コースで少しペースを上げて走れたから、7分/kmでの到着時刻に近づけていた。 そして大好きな白川大橋! 「(レースで)来れたー!」と感激! 空は半分ブルーに変わってた。 紅葉してる山が美しい! 深呼吸する。 そこからの下り、これがまた気を遣う。 脚に負担をかけないよう、これまたチョコチョコと降りて行く。 多くの人に抜かれるが気にしない。 下りも上りと同じく要注意なのだ。 山越えが終わり、天理市街地に入る。 緩やかな上りと下りになるがこれくらいは気にならない。 が、ここに来て山越えの負担が太ももに来てる感じが出始めた。微かな張り。 「とうとうきたか。でも半分は走れた。復路の山越えはもっと要心していこう。だけど歩かない!」 天理の折り返しを過ぎ、給食のおぜんざいを頂く。 美味しい! 甘いものの力の大きさがよくわかる。 ここでもしっかりとストレッチする。 「がんばってくれよー」と脚を擦る。 復路のスタートだ! 〜続く〜
by momaji
| 2011-12-16 15:09
| ランニング
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