カテゴリ:ゴスペル( 2 )
2011年 10月 18日
わたしにとってのゴスペル(編集10.29)
初めてゴスペルクワイアを観たのは、テレビでした。
私の記憶が間違ってなければ、DREAMS COME TRUEを追っかけた番組で、
コーラスにクワイアのメンバーが並んでいました。

曲は私の大好きな『LOVE LOVE LOVE』で、そのコーラスの迫力に感動。
それまで聴いてたのとは別の曲に聴こえました。

映画『天使にラブソングを』を観たのはそれより後で、
教会でゴスペルを歌うことが、すごく新しい“今どき”な事に見えました。

私は小学生の(多分)2年間くらい、子ども日曜学校に通ってました。
親もクリスチャンではなかったんだけど、友達の家の近くに教会があって、
仲良し4人組の、日曜日の遊び場所、集まり場所がその教会の日曜学校だった、それだけの理由でした。

お祈りして、讃美歌を歌って、神父さんのお話を聞いて、おこづかいから少し、献金して。
今思えば、子どもの私にとってはかったるそうな(ごめんなさい)時間のようなのに、
その小さい木造の教会の居心地は悪くなかったんだろうと思います。
毎週、楽しみに通っていました。

『天使にラブソングを』のイメージは、
私が通ったその教会とは違っていて、ゴスペルも楽しそうやなと思いました。
でも自分の歌唱力の無さはよくわかっていて、そんな私がクワイアの中で歌うなんてめっそうもない、そう思い、時間と共にゴスペルのことは頭から離れていきました。

その後、風味堂との出会いがあり、ライブに行くようになりました。
最初のうちはライブに行って、日常から離れた時間が楽しくて、
「また明日からがんばろう」って力をもらえて、夢中になってました。

風味堂を追っかけながらステージに立ってる3人を見ていくうちに、
「いいなぁ、ステージに立てて」とちらつくようになってきてました。
ステージから見る客席はどんなんやろうと思ったりもしました。

子ども達のピアノ発表会の時、「ステージに立てるなんて、大人になれば、めったにない。羨ましい!」なんて感じるようになってました。
昔、自分が出てた時は大嫌いだったくせにね。

そのうち、“観る”側ではなくて、自分で何かをしたいと思うようになってきました。
「もう一度ピアノ?子どもと一緒に教えてもらおうか?」と思ったことも。
だけど、練習する時間があるのかということと、私は手の皮膚が弱く冬になると手荒れがひどくなるので弾けないかもという心配もあって、踏み切れませんでした。
身体を動かしたい気持ちもあって、ヨガ?ピラティス?と思ったことも。
でもこれもどこかでブレーキが・・・。

そんな時、またドリカムの番組で、
『LOVE LOVE LOVE』と『何度でも』をコラボさせた『何度でもLOVE LOVE LOVE』のライブ映像を観ました。
お客さんがコーラスをするという企画のライブで、
観ていて「うわー!いいなぁ!私もこうやって歌いたい!」と身震いしました。
で、昔観たゴスペルクワイアとのドリカムがよみがえってきて、「あ!ゴスペル!」と浮かびました。

それからはネットでクワイアを探し、近所で練習しているところを見つけもしました。
が、そこから“見学”への道は遠い・・・笑
勇気がないのです、皆と一緒に歌うという勇気。

そうしたら、偶然にも昔の職場の後輩がゴスペルを始めた情報が!
「知ってる子がいるなら!」と、連絡を取り、ついに見学体験させてもらうことに!
もちろん、初めてなので知らない曲ばかり。
でも、すっごい楽しかった!
2時間、先生のキーボードに合わせて、まさにライブ!
初めて『君は愛されるために生まれてきた』を聴いた時は、
ちょっとしたことで口喧嘩した次男との事が思い出され、じーんと・・・。
「私は何を細かな事でぐちぐち言ってたんやろう、大人気ない」と深く反省しました。
で、すぐに入会。

ところが練習を重ねていくと、想像以上に自分の力の無さが浮き彫りに・・・。
録音したレッスン音源に、自分の外れっぱなしの声が入ってると、もう恥ずかしくて情けなくて・・・。
せっかくだったけど辞めたい、そんな思いが膨らんできました。

迷いながらも家で練習をして歌ってる時、当時中1だった次男に聞かれました。
「母ちゃん、ゴスペル楽しい?」
ドキッとした。
でもウソを言う必要はないと思い、「うん、最初は楽しかってんけどな。今は、何でこんな下手くそなんやろって辞めようかと思う時がある」と。
そうしたら思いがけない言葉が返ってきました。
「M(次男)と一緒やん。Mも、野球、全然上手くなられへんから、もう辞めたいって思うことあるで」って・・・。
それを聞いた時、すごく驚きました。
次男がそんな風に闘いながら部活をしてたなんて。
そして、それを口に出して伝えてくれるなんて。
少し話して、「お互いがんばろうな」って結論になりました。

その時は、そういう話が次男とできるようになった喜びもあって、まさにゴスペルに感謝でした。

半年経った頃、初めてステージに立つ機会がありました。
登録しているイベントでの、約1時間のステージでした。
どきどきわくわく。
「ステージに立ったら、声は出るんやろうか。自分はどんな感情を抱くんやろうか」そんな風に楽しみでした。

結果は、もう最高!
お客さんとしてライブを観てる時の“最高”とは、似てるけど少し違う。
反省として、自分がちゃんと正しく歌えてるかどうかそういう部分に気が回らないほど、
ただ楽しく、そこに立ててる事に満足して歌ってた。
「ライブはいいねー!」って言うアーチストの気持ちを実感できた気がしました。
がんばって少しずつでも成長できるよう歌っていこう、そう思えました。

この初ライブは、キーボードも指揮もメンバーがしてくれ、クワイア内で仕上げたものでした。

それから2年後、今度は自主発表会を開催しました。
これは、演奏サポートにドラムとベースも入るという本格的なもの。
時間も約2時間。
そんな大きなステージで、私のちょっとした勘違いがあって、ソロを歌う人のコーラス役をすることに・・・。
曲は、『You Raise Me Up』。
2006年のトリノオリンピックで、フィギュアスケートの荒川静香さんが金メダルを受賞した時のプログラム曲。

だけどまたしても練習中に「あかん・・・歌えへん・・・」状態になりました。
メンバーに「コーラス、変わってほしい・・・」と話したこともありました。
そうしたらソロの人が引き留めてくれ、「もう引き返せない」そんな思いもあって、結局がんばることに・・・。

私の結果としては「大成功!」と言えるものではなかったけど、
まさに、歌詞の『You raise me up, To more than I can be』でした。
歌わせてもらってよかった、そう思えました。
ずっとゴスペルを続けていきたい、そう思いました。



家にいても、職場にいても、友達といても、
いい歳になったのに私はまだまだやなって思うことが多々あります。

もっとナチュラルでいたい、
もっと正直でいたい、
もっと愛したい、
でもなかなかゴールに辿りつきません。
ゴールに辿りつくどころか、一歩進んで二歩も三歩も、五歩も十歩も後戻りすることもしょっちゅう。
本当の自分の姿がわからなくなる事もある。
やらなければいけないことを見失う事もある。
自分の道が見えなくなって、不安にもなる。
見えたと思ったら、「間違いやった?」と自信がなくなることもある。
でも、いつかは、と信じていたい。

私はクリスチャンではありません。
祖母がなくなった時、お坊さんの説教を聞いて、「なるほどな~」とうなづいてました。
お経も美しいなと感じます。
でもレッスンで話される先生の言葉に納得することも多々あります。

今、私にとってゴスペルの時間は、リセットタイムです。
自分をクリアーにし、大切な人を想い、感謝し、大地に立つ、そんな時間です。
その時間が心地良くて、ゴスペルを歌っています。

これは他の方にとってのバンドかもしれないしコーラスかもしれない。
音楽でなく、他のジャンルでリセットする方法もあるだろう。
でもなぜか私の場合は、縁は、ゴスペルでした。
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by momaji | 2011-10-18 04:06 | ゴスペル
2011年 10月 15日
こおりやま音楽祭 『樂』
ゴスペルを始めて、2年が過ぎました。

何となく気になっていて、やってみたいなと思ってたものの、
クワイアに入る勇気がなく、3年くらい経ってました。
そうしたら、昔の職場の後輩の年賀状に「ゴスペル始めました」の言葉が!
しかも同じ市内に住んでる後輩!
連絡を取って、見学体験させてもらい、あまりの楽しさにすぐ入会しました。

楽しいんだけど、オンチはなかなか直りません・・・涙
最初の頃はあまりの恥ずかしさに何度も辞めようと思いました。

でもそれでも、歌ってると心が軽くなったりスッキリする。
クリスチャンではないけど心に沁みてくる。
結局辞められずに、メンバーには迷惑かけながら続けています。



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by momaji | 2011-10-15 23:56 | ゴスペル